MENU

【初心者必見】犬に覚えさせたいしつけ4選

こんにちは!ゆみです

犬を飼ったらしつけすることはたくさんありますよね。
でも、なぜしつけをする必要があるのかを考えたことありますか?
もしかしたら「犬にしつけが必要」なんて人間側の都合でしかないかもしれません。

しつけは人と犬が安全に暮らすために必要なもので、
最低限必要なものは「オスワリ」「フセ」「マテ」「オイデ」の4つです。
特に「オイデ」以外の3つは犬の自制心を養うために重要です。

今回はしつけの基本について、効率よく犬に覚えてもらえる方法をお伝えします!

目次

もくじ

オスワリ

犬を飼って最初に身につけさせたいしつけは「オスワリ」ではないでしょうか?
「オスワリ」は犬が興奮したときに落ち着かせるのに有効な姿勢です。

1.手におやつを握り、犬の鼻先にもっていきます
このときにおやつを見せないことに注意してください。
おやつがなければ言うことを聞かないことを防ぐためです。

2.犬が手に注目したところで、「オスワリ」と言いながらその手を上に動かします
犬は手の動きにつられて自然と腰をおろします。
しっかり「オスワリ」の姿勢になっていることを確認しましょう。

3.「オスワリ」の姿勢ができたら、ちゃんと褒めてあげます
思いきり褒めてあげたいところですが、興奮してしまっては遊びになってしまいます。
「良い子だね」「グッド」など言葉をかけながら、静かに褒めましょう

フセ

「フセ」は「オスワリ」よりも犬がリラックスできる姿勢です。
体に負担がかからず、長時間姿勢をキープできるので、
ドッグカフェなどに行ったときにはこの姿勢でいられるのがベストです。

1.まずは「オスワリ」をさせ、おやつを握った手を犬の鼻先にもっていきます
「オスワリ」ができたら、「グッド」などと言葉をかけながら褒めましょう。
数秒ほど間をとってから、次のアクションを起こします。

2.「フセ」と言いながら、握った手を犬の鼻先から床に下げていきます
お腹が床につき「フセ」の姿勢ができたら、褒めてあげましょう。
初めは完璧な「フセ」でなくてもOKです。

3.できるようになってきたら、時間を伸ばしたり距離を取ってみましょう
「フセ」の状態でいる時間を3秒、5秒、10秒…と少しずつ増やしたり、
少しずつ距離を取ることにもチャレンジしましょう。
距離を取ったあと、おやつは必ず犬のところまで戻ってからあげるのがポイントです。

上手く「フセ」ができない場合
1.犬に「オスワリ」をさせる
2.犬の前で床に座り、膝をくの字に曲げます(体育座りのイメージ)
3.曲げた膝の下をくぐらせるようおやつを握った手で誘導する
4.犬が「フセ」の状態になったときに、おやつをあげて褒めましょう

マテ

「マテ」を覚えることで、衝動的な行動をおさえることができるようになります。
おねだりのために飛びついたり、道路に飛び出すようなことを防ぎ、犬の安全を守ることになるのです。

1.まずは「オスワリ」をさせます
「マテ」に基本姿勢はありませんが、「オスワリ」とセットで覚えると良いでしょう。

2.「マテ」と言いながら、片方の手のひらを犬に向けます
片方の手にはおやつを握っていますが、犬には見せないようにしましょう。

3.最初は1秒でも「マテ」ができればOK
最初から長時間「マテ」ができたら苦労はしません。
1秒でもできたら「マテ」の状態が崩れる前に、おやつをあげて褒めましょう。

4.少しずつ時間と距離を伸ばしましょう
「フセ」と同様、3秒、5秒、10秒…と時間を増やしたり、
手のひらを見せながら少しずつ距離を取ってみましょう。
犬が動いてしまっても、おやつは必ず元の場所に戻ってからあげましょう。

オイデ

「オイデ」は離れている犬を呼び戻すために、犬に覚えてもらいたいコマンドです。
もし散歩中にリードや首輪が外れてしまっても、「オイデ」のコマンドで呼び戻せれば安心ですよね。
私も散歩中にリードが外れてしまったことがあるのですが、
このコマンドで戻ってきてくれたので覚えさせて良かったと痛感しています…。

1.「オスワリ」→「マテ」をさせます
「マテ」は犬から少し距離を取るようにします。

2.おやつを見せながら「オイデ」と呼びかけます
このときのポイントは、命令口調ではなく楽しげに優しく呼びかけることです。
「飼い主のところに行きたい!」「何か楽しそう!」と興味づけてあげます。

3.犬が来たら、たくさん褒めてあげます
「オイデ」ができたときは、思いっきり褒めてあげましょう
「飼い主のところに戻って来ることがご褒美」と思ってもらうためです。

4.家の中でできるようになったら、外でもトレーニングしましょう
外に出たら「オイデ」ができなくなるという犬も少なくありません。
「オイデ」は外にいるときこそ発揮したいコマンドです。
いろんなところでトレーニングしてみてくださいね。

気をつけてほしいこと

犬のしつけにおいて気をつけてほしいことが3点あります。

1.コマンドは統一させる
例えば「オスワリ」をさせるとき、あなたは「オスワリ」、配偶者は「スワレ」と言葉が違うとします。
犬は何をしていいのか分からず、混乱してしまいます。
家族でコマンドは統一させるよう話し合ってください。

2.教えるときは1つずつ
一度にたくさんのコマンドを教えられても犬は混乱してしまいます。
あなたが新しい職場でいきなりたくさんのことを教えられても混乱しますよね?
「オスワリ→フセ→マテ→オイデ」の順番で、ゆっくり1つずつ教えてあげましょう。

3.1回15分程度まで
犬がトレーニングに集中できるのは15分程度です。
これ以上長くしても疲れてしまい、トレーニングを嫌いになりかねません。
無理させず、ゆっくり進めていきましょう。

まとめ

今回は人と犬が一緒に過ごしていくために必要な最低限のしつけを紹介しました。
ただしつけと言っても、厳しくしすぎる必要はありません。
あなたが誰かから教えてもらうことを想像してみてください。
厳しすぎると萎縮してしまいませんか?その人に対して心を開けますか?
犬も人と同じで、覚えるなら楽しく覚えたいものです。
今日できても明日できないことがあります。
それでも犬を、あなたを責めないで気長に取り組んでいきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次